予約を増やすためにすべきこと10選
民泊運用初心者の方向けにAirbnbのリスティングを作成する際のノウハウをご紹介したいと思います。
民泊運用をする際に何といっても欠かせないのがAirbnb。しかし、最近ではAirbnb掲載物件の増加により、以前よりもゲストからの予約獲得が難しくなってきているのが現状です。競合のリスティングより一歩抜きんでて、着実に予約を埋めていくためには一体何が必要なのか。
これから民泊運用を始めようとお考えの方はぜひ参考にしてください。
部屋の写真はプロのカメラマンに依頼する
集客力に大きな差が出るのが部屋の写真です。
Airbnbで多くの売上を上げている物件のほとんどが、プロカメラマンによる写真撮影を行っています。
プロのカメラマンへの依頼は多少お金がかかるものの、その価値は十分にあります。
最新のカメラと撮影技術で部屋の魅力を最大限に引き出してもらいましょう。
また、部屋の中を明るく見せるために、撮影する際はすべての窓を開け、テーブルや棚を果物や植物などで飾り立てるなどの工夫も効果的です。
写真は欲張らずに、厳選する
お部屋をプロのカメラマンに撮影してもらったら、使用する写真は厳選しましょう。
部屋の写真は多ければ多いというものではありません。
あまりに写真の数が多いと、せっかくあなたのリスティングに興味を持ったゲストもたくさんの写真を見るのが面倒になり、予約まで至らないこともあります。
そして、トップに来る写真は検索結果にも表示されますので、部屋の全体像が見える一番見栄えのよいものにしましょう。
リスティングの物件情報は全て記入する
リスティングに関する情報は全て記載するのが基本です。
不明点についてその都度質問をするのを嫌がるゲストも多いからです。
物件に関する必要項目は全て記入し、その他にもアピールポイントがあれば積極的に情報提供しましょう。
WIFIは必ず用意する
民泊運用の必須ツールといってもよいのがwifiです。
日本では海外と比較してwifi環境が整っていませんので、ゲストが自由に持ち運び可能なポータブルwifiをアメニティとして提供することはとても重要です。
現在では契約期間の縛りもなく通信制限の縛りもない民泊専用のwifiレンタルサービスもありますので、ぜひそれらのサービスも利用しましょう。
相場よりも1割程度低く宿泊価格を設定する
Airbnbの運用を始めたばかりの頃はまだレビューも溜まっていないので、自身の物件の周辺にある同様の条件の物件をリサーチし、それらの物件の宿泊価格よりも1割程度価格を低く設定して貸し出すのも一つの戦略です。
その後、一定数の高評価レビューが集まってきた段階で当初の設定価格に戻します。
Airbnbの運用を軌道に乗せるためには初動が非常に大事ですので、まずは稼働率を高めてレビューを集めるためにディスカウントするという選択肢も頭に入れておきましょう。
正直さを大事にする
民泊運用を長期的に成功させるうえで重要なのは正直さです。
実際以上に優れた情報を載せてゲストの期待値を上げることはネガティブなレビューにつながりますし、ゲスト対応においても誠意が非常に重要です。
例えばゲストの宿泊予約を断らなければいけない場合、できるだけ早いタイミングで納得できる理由を添えて断るなど、相手の立場に立った対応が重要です。
正直さや誠実さに欠ける対応はネガティブなレビューにつながり、物件の価値を下げてしまいます。
ホストの横顔も伝える
物件のホストがどんな人物なのかを事前に知ることは、ゲストにとっても大きな安心材料になります。
短くてもよいのでしっかりと自己紹介や本人写真を掲載することが大事です。
また、写真は自撮りよりも友人や家族と撮影したものなどのほうが本人の人柄や社会性が伝わり、より安心感をもたらします。
ホストが信頼するに足る人物かどうかは最終的に予約するかどうかの決め手となることを忘れないようにしましょう。
レビューを載せてくれたゲストに丁寧に接する
レビューを掲載してくれたゲストには丁寧に接することが重要です。
万が一、悪い評価を書き込まれてしまった場合でもそれに捉われず、レビューを載せてくれた人すべてに丁寧に接することが重要です。
カレンダーは常に最新を保つ
予約可能なカレンダーを常に最新の状態にアップデートするようにしましょう。
特に複数の民泊サイトを利用して集客している場合などは要注意です。
他のサイト経由のゲストにより部屋が埋まってしまった場合や、自分の予定で部屋が利用不可能な場合などは早急にカレンダーを更新することが重要です。
ソーシャルメディアを活用する
リスティングを完成させたら、ソーシャルメディアを通じて情報をシェアするのも有効です。
また、ソーシャルメディアを通じて物件情報を流す場合にはハッシュタグをつけるのも重要です。
海外のゲストはソーシャルメディアに慣れ親しんでいますし、海外の友人が日本に来る際にリーズナブルに宿泊できる物件を探しているといった投稿をソーシャルメディア上で見かけることもよくあります。
Airbnbの中だけに頼ることなく、自身の物件をより多くの人に知ってもらうための取り組みがとても大事です。
Airbnbを始めたばかりの頃はなかなか予約を埋めるのが大変かもしれませんが、一度運用が軌道に乗り始めれば、民泊が大きな収入源となる可能性もあります。
万全の準備と日々の細かいメンテナンスを怠らないことが民泊運用を成功させる一番の近道です。