掲載した物件の稼働率を上げるうえで最も重要なのは、いかに魅力的なリスティングページを作るかという点です。
最初にリスティングページをしっかりと作りこんで予約を集めることができれば、より多くのレビューを集めることにつながり、さらに多くの予約が舞い込むという好循環を生み出すことができます。
民泊運営サービスを活用して集客する場合、このリスティングページの内容や一字一句にどこまでこだわれるかがホストとしての成功の分かれ目となると言っても過言ではありません。
ここでは、物件の稼働率が劇的に向上する優れたリスティングページを作る際のポイントを「タイトル」「写真」「説明文」という3つの要素に分けて説明していきます。民泊ホスト初心者の方はぜひ参考にしてください。
魅力的なタイトルを作る
まずは魅力的な物件タイトルの作り方のポイントをご紹介します。
検索結果でも表示される物件タイトルは、短い文章の中で最大限に自身の物件の魅力をアピールする必要があり、工夫が求められます。
意識したいのは下記のポイントです。
・目を惹くキャッチーな見出しを考える
・物件の一番の強みを含める
・正確な場所よりも観光スポットを
・季節感を出す
まず大事なのは、ゲストの目に止まるキャッチーな見出しをつけるという点です。
物件を具体的にイメージできるような表現を使うのもおすすめです。
例えば和風の古い部屋であれば「Traditional Japanese Style」、
高級感のあるマンションであれば「Luxury Space」や「Premium Studio」、
都心部にありながら静かな環境の物件であれば「Quiet Comfortable Living Room in ○○」などと書くのもよいでしょう。
そして同様に大事なポイントは、「観光スポットに近い」「駅からの距離」など、物件の最大の強みをしっかりと端的にアピールすることです。
「3 min walk from ○○」「1 min station」などと書いて利便性をアピールします。
特に、観光スポットを明記するのは大変おすすめです。
たとえば、東京タワーが近い物件であれば、最寄り駅の名前を書くよりも「Tokyo Tower」と書いたほうがゲストには伝わります。
その物件に泊まる人はどこに行きたいのかを意識してキーワードを考えましょう。
さらに、タイトルに季節感を持たせるというのもおすすめです。
日本には四季がありますので、桜や紅葉など季節感を感じさせるキーワードを含めることで物件の魅力を伝えるというのもよいでしょう。
魅力を最大限に引き出す写真を掲載する

物件の写真は、タイトル以上に重要な要素です。Airbnbの検索結果ではまず何より写真に目が行きますし、ほぼ全てのユーザーは物件の説明文よりも前にまず写真を見るからです。
美しい写真を掲載するだけでユーザーの気分は大きく高揚し、予約しようという気持ちが高まるものです。
写真を掲載する際のポイントは下記の通りです。
・重要なのは写真の明るさと清潔感
・広く見えるように撮る
・部屋以外にも周辺環境でアピールできる部分があれば掲載する
・写真を際立たせる小物で差別化する
まず、見栄えのするよい写真を撮る上で絶対に意識したいのは明るさと清潔感です。
部屋写真は、カーテンを開けたり電気をしっかりつけたりして、できる限り明るくなるように心がけます。
もちろん画像編集ソフトで明度を調整するのもよいでしょう。
明るさは部屋に清潔感のある印象をもたらします。
また、部屋を広く見えるように撮影するのもポイントです。部屋のコーナーから高いアングルで撮影するのが効果的です。
そして、部屋の写真以外にも、窓からの景色やマンションのロビー、屋上、庭など、周辺環境で何かアピールできる部分があれば、それらの写真を掲載するのもよいでしょう。
最後に、写真の見栄えをよくするためのテクニックもフル活用します。
部屋に雰囲気を与えるために花を置いたり、ベッド周りにクッションやタオルを置いたり、リビングのテーブルにクロスとグラスワインを置くなど、小物やインテリアで部屋の雰囲気を少しアレンジするだけでも印象は大きく変わります。
写真を掲載したら、1枚目には最も大きい部屋の写真を掲載するようにしましょう。
この写真は検索結果に表示されるものですので、最も魅力的な1枚を用意します。
また、写真は最低でも5枚程度欲しいですが、枚数が多すぎるよりは1枚1枚のクオリティにしっかりとこだわるのがよいでしょう。
説明文は具体的に

説明文は、できる限り具体的に書くことを心がけます。抑えるべきポイントは下記の通りです。
・最寄り駅
・部屋について
・アメニティ・設備
・物件の周りにある買い物スポット
・観光スポットへのアクセス
最寄り駅は、駅名だけではなく路線名までしっかりと書きます。
また、部屋については、1ルームなのか2LDKなのか、何平米なのか、ベッドのサイズはシングルなのかセミダブルなのか、ダブルサイズなのかなどまで細かく記載しましょう。
そして、アメニティや設備を正確に書くことも重要です。
アメニティは予約時に細かくチェックされますし、あると言ったアメニティが実際にはなかった場合、ゲストからのクレームや低評価につながる可能性がありますので、事実との齟齬がないかどうか細心の注意を払いましょう。
さらに、コンビニやスーパーマーケットなど、物件の周りにある買い物スポットやそこまでの距離、営業時間なども記載してあげると利便性を強くアピールすることができます。
最後に絶対に入れたいポイントは、観光スポットへの交通アクセスです。
ゲストが宿泊する目的の多くは観光ですから、その物件から主要な観光スポットまでどのような移動手段があり、どのくらい時間がかかるのかを分かりやすく伝えることで、ゲストは安心して物件の予約をすることができます。
稼働率を上げるポイントは「正直」に書くこと!
このように、魅力的なリスティングページを作り上げるためには様々なポイントに気を配る必要がありますが、稼働率を高めるために絶対に守ってほしいのが「正直に書く」という点です。
予約率を高めようと思うとついつい魅力をオーバーに書いてしまいがちですが、これは長期的に見ると低いレビューとなって自分に跳ね返ってきます。
よくある例としては、実際には駅から徒歩7分なのに5分と書いてしまうといったケースです。
魅力をオーバーに伝えることで一時的に予約率を上げることはできても、ゲストの期待値を上げれば上げるほど、実際とのギャップが激しかったときにゲストから低評価を受ける可能性は高まります。
結果として検索結果の順位も下がり、長期的に稼働率は下がってしまいます。
シェアリングエコノミーにおいては信頼が何よりも大事です。
「正直」さは、民泊ホストとして長期的に成功するための大事な素質だということを覚えておきましょう。